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07/04

■R30街歩き<博多祇園山笠>

7月に入ると、博多の町は「博多祇園山笠」に染まります。

疫病退散を祈願し、中世博多の町を聖一国師が施餓鬼棚に乗って祈祷水(甘露水)を撒いたのが始まりとされ、今年で778年の歴史を誇ります。

博多祇園山笠は「飾り山」と「舁き山(かきやま)」に区別されます。

今回の<R30街あるき>は、飾り山と舁き山の見所について、電動カートでも見やすい場所を選りすぐってシリーズでご案内します。

・博多駅前

ひときわ大きな山小屋に飾り山が設置されています。「飾り山」には2面あり博多の総鎮守である「櫛田神社」に向く方を「表」、反対側を「見送り」と呼んでいて、表は歴史より題材を選び、見送りは現代的な親しみやすい題材が選ばれます。十五番山笠 表の表題は「合戦川中島」、見送りは「ラグビーワールドカップ2019」です。

博多駅前広場は、広々していてフラットなのでR30でもとても快適に走行できました。でも、人通りが多いので、低速走行が安心です。

・中洲大通り

西日本有数の歓楽街、中洲流れには飾り山と舁き山の両方があります。飾り山、表の表題は「雄姿剣洗川」(ゆうしけんをあらう)。南北朝の戦乱時、南朝につく九州の豪族「菊池武光」が小川で太刀を洗うと、鮮血で川が真っ赤に染まった、という太刀洗川(たちあらいがわ)の命名の由来を題材にしています。

見送りは、歌舞伎の演目からの題材で「義経千本桜」(よしつねせんぼんざくら)。この飾り山は、町内会に当たる「流れ」が管理していて、長法被を着た若手の方が見張り当番に就いていました。今日は会社を休んで当番の勤めを買って出たそうです。こんなところが「やまのぼせ」の心意気ですね。

次回は舁き山の見所をご案内しますね。お楽しみに。

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06/28

R30大解剖<簡単操作!>

今回はDiBlasi R30の操作方法について、詳しくお伝えしますね。

まずは、操作盤のご説明。

操作をイメージできるピクトグラムという表示がありますので、外国の方でも見ただけで操作のイメージがつかめます。

操作盤の真ん中の黄色いボタンが電源ボタンです。このボタンを押すと音とあわせてバッテリーの残り電力が表示されます。1回の充電で約24km走れます。十分バッテリーが残っていることを確認したら、動かしてみましょう。

電源の右、前方と後方の矢印がついたスイッチが前進・後退切り替えスイッチです。前進を確認しておきましょう。

電源左、走っている人のマークは速度切り替えスイッチです。短い矢印は低速、長い矢印は高速です。使いはじめや人の多いところ・屋内では低速にしておきましょう。

右ハンドルの付け根にあるのがスロットルレバーです。これを下に押し回すと動き始め、戻すとブレーキがかかります。

操作盤右下の赤いボタンは非常停止ボタンです。どんな状態でもこのボタンを押すと、動きが止まります、同時に警告音がなります。

操作盤左下の緑のボタンはクラクションです。ブザーのようなかわいい音で注意を促します。

では出発しましょう。

スロットルレバーをゆっくりと下へ押しまわすと、R30が進みはじめます。

速度切り替えスイッチで高速にしてみましょう。ここで、行きたい方向へハンドルを切れば、思い通りの方向へ進めます。このときのハンドル操作は、丁寧に行ってください。乱暴にハンドルを切ると、遠心力で転倒してしまう危険が高まります。とまるときはゆっくりとスロットルを戻します。とっさの場合手を離すことでも止まりますが、ブレーキが掛かり急に止まりますのでご注意ください。

操作盤右下の赤いボタンを押すことで緊急停止します。同行者は危険が予測できるときには、このボタンを押してR30を停止させることもできます。

R30は1回の充電で24km走ることができますので、走行前は十分にバッテリーが残っていることをご確認ください。バッテリーが少なくなると「バッテリー残量計」のLEDランプが左端で点滅します。その場合はまもなくバッテリーがなくなる合図なので、バッテリーを充電してください。

いかがでしたか?

通常の操作は黄色い電源ボタンを入れて、親指でスロットルレバーを押し回すだけ!あとは行きたい方向にハンドルを切れば、思い通りに動けます。2~3分も乗っていただければ、簡単に操作できますよ。

06/27

ハウステンボスアンケート集計にて、お客様からの評価を頂きました。

5月19日より6月13日の間ハウステンボス様のご協力により、モニター利用の実証実験を行いました。ご利用いただいたお客様のアンケートをまとめましたので、報告いたします。

総論としてお客様の反応をまとめると、ハウステンボス観光での全自動折りたたみ電動カートDibLasi R30の利用は、「簡単に操作でき」「危険を感じることも無く」「快適に」利用できた。「楽しい感じ」で「シンプルな」「レジャー機器」として「また利用したい」という好意的な反応でした。

また、「長距離の歩行を伴う旅行には参加したくない」が、「補助具があれば参加したい」と介助式車椅子や電動カートの活用により旅行への参加意向が高められる事、さらに「介助式車椅子は介助者に気兼ねがあるため、電動カートのほうが良い」とする結果から、シニアの旅行への参加意欲を高めるには電動カートの活用が有効であることが、データとして実証されました。

・アンケート回収期間:令和元年5月19日~6月13日

・アンケート母数:7

<アンケート集計結果>

モニター利用の86%は65歳以上の高齢者であり、シニア層をR30の利用者と想定することに、実態との乖離は無いことが確認できました。

男女比は男性43%、女性57%であり、やや女性が多い結果となりました。 通常の歩行状態も通常は普通に歩かれている方が57%と過半数であり、常態として歩行に不安がある方も43%で半数をやや下回る程度でした。

操作性、危険性では全員が最肯定評価である「簡単に操作できた」「運転しても危険は感じなかった」との回答でした。安心感では「安心して運転できた」が最も多く71%、ついで「運転に少し不安を感じた」が29%でした。

印象では「楽しい感じ」が最も多く45%、僅差で「シンプルな感じ」の44%が続き、「洒落た感じ」との回答が11%でした。快適性では「どちらかというと」とした消極的肯定評価を含めすべてが「快適だった」との回答。用途の印象では消極的肯定評価を含め「レジャー機器」だとする回答が86%と9割に迫るほど多く、「電動カートのテーマパークでの利用がレジャーイメージを向上させる」という仮説がデータで確認できました。

総合的な評価でも消極的肯定評価を含め全員が「利用したい」との肯定評価となりました。

特筆すべき点として、旅行についての意向では、歩行に不安を抱え旅行を控えている状況が確認できたとともに、電動カートの活用により「参加したい」との肯定評価に変えられることが確認できました。

併せて、介助式カートと電動カートの違いでは、全員が「介助者に気兼ねするので電動カーとが良い」と、電動カートの優位性を示す結果が得られました。

「補助具の有無による旅行についての意向の変化」と「介助式車椅子と電動カートの比較」より、シニアの旅行意欲を維持させるために電動カートの活用が有効であることがデータにより確認できました。

利用料金についてはモニター利用が1,000円で提供されたこともあり、低価格の希望が比較的多く期待値は1,286円となりました。

「自由意見」

・速度安定性が有り良い。バックミラー(出来れば四角型)が1ヶほしい。シート-良好 車高-良好

・電動カートは便利でした。道を歩く皆さんから「いいなぁ」の声をいただきました。

・初めてハウステンボスでの利用者ということでしたが、みなさんから「いいなぁ」と声をかけられました。いつも長時間歩けず、すぐ帰ることが多かったのですが、すみずみ見ることができ、次回も利用してまた楽しみたいです。自転車も1人300円のカートも乗りましたが、自由が利いてよかった。自転車はきつかったので。

・娘が一緒に歩いてくれたので全然問題なかった。娘が共に居なかったら果たして如何なものか?

自由意見では、ご利用者のみならず周りの皆さんから「いいなぁ」と声をかけていただいたというご意見が、ありがたいことだと感じました。

全自動折りたたみ電動カートDiBlasi R30には、シニアの旅行やレジャーをより快適に、楽しくする力があることを、改めて確認できたアンケート結果でした。

ご協力いただいた皆様、ハウステンボス様、ありがとうございました。

これからも、シニアとご家族の笑顔を広げてゆくために、さまざまな場所でのモニター利用を進めてゆきたいと思います。

皆さん、応援よろしくお願いいたします。

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06/21

海外ではクルーズ旅行のお供にR30が人気!?

海外でのDiBlasi R30 の使われ方を調べてみました。正規ディーラーはヨーロッパ13カ国(イタリアイギリス、アイルランド、ドイツ、ベルギー、オランダ、スイス、オーストリア、フランス、スペイン、ポルトガル、スロベニア、ルーマニア)を始め、イスラエル、南アフリカ、アメリカ、オーストラリア、そして日本、と世界18カ国にありました。ネットの記事を検索してみると、気になる情報が…

それはクルーズ旅行です。特にイギリスの方の記事にR30をクルーズ旅行に使われたことがよく登場するようです。クルーズ旅行に移動補助具を提供する会社が、退役した英国兵士のためのノルマンディ戦記念慰霊のクルーズ旅行にR30が使われたことや、個人でのクルーズ旅行で、それまで自由に歩けなかった奥様が、R30のおかげでインドの森の奥から、ギリシャのアクロポリスまで、自由を取り戻して楽しまれたことへの感謝のメッセージなど、DiBlasi R30をクルーズ旅行に使われた事例がいくつかありました。

広い船内ですから、移動にR30を使うと、とても楽に船内を回れるでしょうし、寄航した目的地でも、バスやタクシーにも載せることができ、観光地散策にも大活躍できます。小さく折りたためるから、船室で保管場所に困りません。クルーズ旅行のお供に、まさにうってつけの電動カートがDiBlasi R30 なのです。

あなたも、親孝行旅行にR30を連れて、豪華なクルーズ旅行へ出航されませんか?

06/14

■R30大解剖<全自動折りたたみ>

このコーナーではDiBlasi R30のメカニックを詳しくご紹介します。

今回は、旅行やレジャーにも便利なR30の折り畳みのご紹介です。

折りたたまれた状態ではこんなにコンパクトになっています。
キャスター付で簡単に持ち運べ、マンションの玄関先などにも置ける小ささですね。

ここのボタンにご注目。赤と緑のボタンがあります。

この緑のボタンを押し続けます、
すると、ご覧のとおりR30が展開されました。

バックミラーがついている場合は、引き起こして角度を調整します。これで後ろもばっちり。

これで展開は完了です。いかがでしたか?これ以上ないほど簡単でしょ!

06/06

電動カートR30で、ラク楽なハウステンボス体験を!

モニター利用のお客様取材レポート

ハウステンボス様には5月19日(日)から6月13日(木)まで、イタリア製全自動折りたたみ電動カートDiBlasi R30の、安全性とお客様からの反応を確かめるための実証実験として、モニター利用を実施していただいています。

モニター期間の半ばを過ぎた6月5日(水)、ハウステンボスでのR30のモニター利用のお客様への取材を行いました。

広いハウステンボス内での散策は、入り口から一番離れたところまで片道約30分。色々なところを見て回れば数時間は掛かる長時間の散策となります。お客様の利便性のため、パーク内巡回バスや、船で運河をめぐるカナルクルーザーなどパーク内の交通機関が整備されていますが、従来の大型電動カートはバスや船に積み込むことが出来ませんでした。

今回、実証実験にR30が選定された理由のひとつが、小さく折りたたんでバスや船に搭載でき、同行者と一緒に交通機関が利用できるという点でした。

JRハウステンボス駅や駐車場からも近い「入国インフォメーション」でモニター利用の受付を行っていました。モニター開始から6月3日までの利用状況は8件、雨天での貸出しを取りやめており、この間天候に恵まれなかった日を除くと9日間だったので、ほぼ1日1件の利用頻度だったようです。インフォメーション入り口にはR30のポスターが掲出され、電動カートご利用のお問い合わせにはR30のモニター利用を案内されているとの事でした。従来の大型電動カートがレンタル料2千円、保証金千円の合計3千円に対して、R30は千円でモニター利用ができるので利用しやすくなっています。

取材当日は天候にも恵まれましたが、気温が高く、じっとしていても汗ばむくらいでした。午前11時に取材を開始した時点では、まだモニター利用がなく、取材スタッフは入国インフォメーション前で、ご来場者へモニター利用のお声がけを行いました。シニアの方数名にご案内をしましたが、自分で操作する自信がない等、中々モニター利用いただけませんでした。

14時を過ぎ、取材できない不安を感じ始めました。その時10名ほどのグループの中に歩行器を使われている男性がいらしたので、モニター利用をご案内すると、興味を持っていただき、取材協力と併せてご快諾いただきました

モニター利用いただいたお客様は、がっしりした体格でロマンスグレーの優しそうな紳士でした。自動車の運転もされているとの事で、簡単に操作説明をさせていただくと、あっと言う間に操作に慣れ、バックでの方向転換や、前を行く人に合わせた速度の微調整も難なくこなされていました。しばらく乗っていただいた後に、操作性についてお尋ねすると「自分の手足のように自由自在に出来ますね」と満足げな笑顔でお答えいただきました。

前を進むお仲間に「ピー、ピー」とクラクションを鳴らしてみたり、R30の機能を試されながら、乗っていることを楽しまれているご様子です。

少し汗ばむ陽気でしたが、満開の花々やさわやかな風に吹かれて、気持ちのよい散策を楽しまれています。

グループの皆様が集合して、自由行動になる時、ICレコーダーを取り出し「今日はハウステンボスに来ています。未来から来たような乗り物に乗っています。」と日記代わりに録音。「メモに書くより便利でしょう」と、しゃれた習慣をお持ちです。

自由行動になり、皆様が船に乗られるとの事で、そこまで同行させていただけることになりました。

カナルクルーザー乗り場まではスロープが用意され、R30に乗ったままで船着場に到着できます。

船着場に着いたら、ボタンひとつで折りたたみます。誰でも簡単に折りたためることが、R30の最大のメリットです。

船が着き、皆さんが乗船されたらスタッフの方がR30を船に積み込んでくれます。26kgとあまり重くないのでスタッフの方の労力も軽減されます。

モニター様とR30を乗せてカナルクルーザーは出航しました。R30は小さく折りたたんで船にも乗せられるから、ご同行者様とご一緒に船のアトラクションも楽しんでいただけます。こういった特徴は他の電動カートにはないR30ならではのメリットですね。

モニター様がR30をお使いいただいた感想は「操作も簡単で、足の不自由な人には、本当に助かります。乗り心地も快適でした。」とご満足いただけたご様子でした。ご協力ありがとうございました。

ハウステンボスのスタッフ様にモニター利用のお客様の様子をお尋ねしたところ、年配の方へ電動カートのモニター利用のご案内を行い、ご試乗いただいた感じで、利用を決められているとの事。60代から80代の女性が多く、杖をつかれた方や、ご夫婦様もいらっしゃったそうです。ご感想では「使いやすい」との声が多かったとの事でしたが、中には「坂道の上り下りが大変だった」との声も。R30は10%勾配(6°)の坂を上る能力がありますが、安全のため急な坂でのご利用はお勧めできません。

他にも、モニター利用をされていないお客様から、パーク内でR30のモニター利用を見かけられてのお問い合わせもあったそうです。

ハウステンボスでの電動カートご利用の要望は増えてきているとの事なので、これからR30が大活躍して、多くのお客様が楽々とハウステンボスの散策を楽しまれることを願っています。

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05/17

■速報!ハウステンボスでR30の実証実験が開始されます。

本日、イタリア製全自動折りたたみ電動カートDiBlasi R30を3台、ハウステンボス様での実証実験用に搬入いたしました。近日中にモニターとして一般のお客様にご利用いただき、アンケート調査が行われます。

広大な敷地に様々なアトラクションが散りばめられたハウステンボスでは、パーク内交通として運河を巡る船「カナルクルーザー」や巡回バス「パークバス」が走っています。R30の最大の特徴「ボタンひとつで全自動折りたたみ」は、電動カート利用中でも、簡単に折りたたんでクルーザーやバスに積み込むことができるから、ご家族と一緒に他の乗り物を楽しむこともできるのです。

ヨーロッパの町並みに似合うR30の独特なスタイリングに加え、折りたたみ可搬性の高さも、今回の実証実験に選ばれた理由のひとつです。モニターとして一般のお客様に使っていただきながら、安全性の確認とお客様からの反応や評価を確かめることが、今回の実証実験の目的です。

実証実験に先立ち、ハウステンボススタッフ様によるテスト走行に同行してきました。

ハウステンボスはヨーロッパの風景を再現するため、随所に様々な種類の石畳の舗装が施されています。凹凸が激しいため、乗り心地がどうなるか心配されていましたが快適な乗り心地が確認できました。

R30はチューブ式のタイヤを使っているため、空気で路面の衝撃を和らげます。さすがはイタリア生まれの電動カードなので、石畳でも問題なくスムーズに走れました。

ただ今、ハウステンボスでは「バラ祭り」を開催中、パーク内にはバラをはじめとした様々な花が咲き誇っていました。気持ちの良い風を感じて、気ままにおしゃべりを楽しみながら、楽に散策できることは電動カート利用の大きなメリットです。素敵な風景に心を動かされると、自然に会話も弾んでくることでしょう。

テスト走行は、石畳の境の段座や傾斜地の走行性など、きっちりチェックしながら進められました。

スタッフの皆様は、操作性や乗り心地を厳しくチェックされながらも、R30の試乗を楽しまれているご様子でした。

私たちは、日本を代表するテーマパークのひとつであるハウステンボス様の取り組みが、シニアに優しいテーマパークとして、またシニアの旅行のあり方に一石を投じ、電動カートを活用した新しい旅行の扉を開くことに繋がると、胸を弾ませて期待しています。

実証実験につきましては、改めて取材をさせていただきレポートする予定です。

乞うご期待!

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05/16

■糸島わいわいフェスタ2019「R30試乗体験会」~アンケート分析レポート

好天にも恵まれた5/12(日)、糸島視福祉健康センターにて開催された「糸島わいわいフェスタ2019」にて、先進技術を用いた福祉機器の展示「フクテク展」に、イタリア製全自動折りたたみ電動カートDiBlasi R30を出展し、体験試乗会を開催しました。

ステージイベントや出店、はしご車体験などさまざまな催しもので賑わう中、お年寄りから小さなお子様連れのご家族まで、さまざまな方にR30の楽しさを体験していただきました。あわせてアンケートにご回答いただきましたので、今回は分析結果をレポートします。

アンケートにお答えいただいた全員から「快適だった」とのお答えをいただけたことは、私たちにとってもうれしい限りです。

イベントでは、30名ほどの方にR30の体験試乗していただき、そのうち21名の方からアンケートにご協力いただきました。

アンケートでは、普段の歩行の状況や、R30ご試乗の感想、電動カートを使った旅行に行きたいか?など、電動カートを旅行に活用するための基礎データ収集を目的に行われました。

今回のアンケートの回答者は、男性65%、女性35%。年齢構成は64歳以下が84%、65歳~69歳が5%、75歳~79歳が11%でした。

○意外にも約4割の方が、歩行への不安を感じている

64歳以下の若い方が大半だったにもかかわらず、「歩行には問題はなく、長距離の早歩きも平気」との回答が59%にとどまり、約4割41%の方が歩行への何らかの不安を感じていることが、初めてわかりました。

このことから、長距離を歩く事が多くなりがちな旅行シーンにおいて、電動カートを活用して、楽に快適に散策したいという潜在的な需要は、確実に存在していることが分かります。

○「快適だった」との回答が100%と嬉しい結果!

○「快適だった」との回答が100%と嬉しい結果!

R30に試乗した感想をお尋ねしたところ、「操作性」では「簡単に操作できた」が79%、「操作に少し困難を感じた」が21%でした。これは発進・停止時にスロットルレバーをゆっくりと操作する事に慣れないためだと思われます。R30はスロットルレバーひとつでアクセルとブレーキの役割を果たしており、安全機構として、スロットルレバーから手を離せば、自動的にブレーキがかかります。ゆっくり止まるには、ゆっくりとスロットルレバーを緩める操作が必要なのです。

「安心感」では95%が「安心して運転できた」との回答で、「危険性」では81%の回答が「運転しても危険は感じなかった」であり、「運転して少し危険を感じた」は19%でした。これは「操作性」とも共通し、急に手を離すと急停止してしまうことが要因と考えられます。

「快適性」ではすべての回答が「快適だった」であり、試乗いただいた方全員に楽しんでいただけたと、私たちにも嬉しい結果となりました。

○楽しい感じの好意的な印象。

男性はシンプルさ、女性は洒落た感じを高評価。

「印象」を尋ねたところ、「楽しい感じ」が46%で最も多く、次いで「洒落た感じ」29%、「シンプルな感じ」25%と好意的な印象でした。「シンプルな感じ」との回答の全員が男性で、「洒落た感じ」との回答の殆どが女性でしたので、男女とも楽しさを感じていただき、特に男性はシンプルさ、女性はおしゃれさが印象に残ったようでした。

「用途」については63%が「介護機器だと思う」との回答で、「どちらかというとレジャー機器と思う」を含めて、レジャー機器とする回答は37%でした。レジャー機器としての電動カートは、現状のジャンルとして確立していないことを考えると、DiBlasi R30がレジャー機器として受け入れられる可能性を感じさせる結果となりました。

「評価」として今後の利用をたずねたところ、全員がまた利用してもよいとの回答で、積極的に「機会があればまた利用したい」が72%、消極的に「どちらかといえばまた利用してもよい」が28%でした。

○電動カートがあれば、不安があっても長時間歩く旅行に参加したい方が倍増する。

長時間歩く旅行について、介助式車いすや電動カートの有無別に参加意向を尋ねたところ、「不安はあるが参加したい」との回答で大きな違いが見られました。補助具がない旅行では10%だったのに対し、電動カートなどがある旅行では倍以上の21%との結果となり、同様に「不安があるので参加したくない」との回答は補助具なしでは20%に対し、補助具ありでは4分の1の5%にまで減少しました。長時間歩く旅行でも、電動カートなどの補助具を使えるようにすることで、旅行への参加意向を高められることが確認できました。

○1日レンタルの値ごろ感は約2千円。

介助式車いすと電動カートに違いについてたずねたところ、最も多い回答は「どちらでも良い」の44%で、ついで「介助式車いすが良い」の31%でした。介助式車いすは常に介助者が同行し押してもらうため、安心感がありますが、自分の行きたいところをその都度聞いてもらう必要があり、介助者に気兼ねしてしまう、という側面もあります。「介助者に気兼ねするので電動カートが良い」との回答が25%にとどまったのは、回答者の大半が64歳以下の若い方であり、積極的な関心を持たれなかったためだと思われます。

1日あたりいくらぐらいなら電動カートを使っても良いか?とたずねたところ、「500円」が最も多く33%、ついで「2,000円」が22%でした。1万円から500円まで回答は分散しましたが、望ましい価格を平均したところ2,056円となり、1日のレンタル代はおおむね2千円程度に値ごろ感があることがはじめて分かりました。

アンケート分析によって、若い方を含めて4割の方が歩行に不安を感じていたことや、現状でもR30をレジャー機器と捉える方が4割に上るなど、予想していなかったことを知ることもできました。 アンケートにご回答いただいた皆様、試乗体験会に参加された皆様、またイベントでお世話になった関係者の皆様、ありがとうございました。

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05/09

糸島でのイベントに出展します。

気持ちの良い季節となりましたね。

今週末、糸島で開催される「糸島わいわいフェスタ2019」での「フクテク展」にR30を出展します。体験試乗会も実施しますので、ぜひドライブがてらに遊びに来ませんか?

日時:5月12日(日)10:00~15:00

場所:糸島市健康福祉センターふれあい

ご来場お待ちしています。