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ユニバーサルな社会を創る使命

ユニバーサル都市・福岡賞2019優秀賞のトロフィーが届きました。
私たちの取り組みが、福岡市という大きな自治体に認められたことは、大変うれしいことです。同時にとても重い責任を感じました。

歩行に不安がある状態は、まだ社会的な支援が行き届いていない盲点だと感じています。歩けない方は、介護保険の適用や福祉での公的支援の対象となります。しかし長く歩くと疲れる、ゆっくりとしか歩けない、といった歩行の不安は、特に多くのシニアが感じる悩みになっているにも係らず、ご本人の「まだ、助けを借りずに歩ける」という自尊心から、助けを求める声も上がりにくく、それゆえ利用できるサービスが生まれてこない、という状況になっています。

「歩行の不安への支援」は、本当は多くの方が必要としているのに、認知されていない潜在需要だといえます。私たちはこの潜在需要を掘り起こし、サイレンマジョリティ、沈黙している多くの方々に希望の光を当てたいのです。

旅行やお出かけには、さまざまな楽しい刺激があり、生活を豊かにする活力をもたらしてくれます。外出が億劫になり、家に閉じこもることは体力や気力の低下、ひいては生活の質の低下につながり、寝たきりの入り口になるのではないでしょうか?

多くのシニアに元気に旅行やお出かけを楽しんでいただくことは、介護予防にもつながる、社会的にも重要な意義を持つ取り組みです。

今回の受賞に際し、「折りたたみ電動カート」で歩行の不安を解消しようとする私たちの取り組みが、シニアの活力や生活の質を維持向上を支え、シニアの社会参画を維持・促進する意義があることと認められたと感じました。そして、ユニバーサルな社会を創りだす使命という、私たちに課せられた重要な責任を感じています。

これからも、家族の笑顔を広げる取り組みを続けてまいりますので、応援よろしくお願いいたします。