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●R30街歩き<博多祇園山笠3>山笠見物おすすめコース

「博多祇園山笠」も後半に入ると、静から動に変わり山笠が動き始めます。7月10日からは7月15日早朝の「追い山」のフィナーレまで連日山が動きます。今回はコンパクトに博多祇園山笠の全体がわかる、おススメの見物コースをご案内します。

飾り山笠が最も集中しているのは、なんと言っても櫛田神社周辺です。十五番山笠「博多リバレイン」、十七番山笠「川端中央街」、六番山笠「中州流」、八番山笠「上川端通」、番外「櫛田神社」と市内14の飾り山の内5つの飾り山が櫛田神社周辺に集中して飾られています。また、それぞれ舁き山を持つ大黒流れ、中州流れ、土居流れがあるため、7月10日以降は舁き山を見ることができる時間帯もあります。舁き山が動くおおよその時間帯は。10日流れ舁き17時ごろ、11日朝山5時ごろ、11日他流れ舁き17時ごろ、12日追い山ならし14時~17時ごろ、13日集団山見せ14時~16時ごろ、14日流れ舁き17時ごろ、15日追い山1時~6時ごろの時間帯です。飾り山は14日を過ぎ15日になると解体が始まり、見物できなくなりますのでその前までに見物してください。

お勧めのコースのスタート地点は福岡市営地下鉄「中洲川端駅」。駅ホームからエレベータでB1Fコンコース「川端口」へ出ると、「博多リバレイン」へ出られます。博多リバレイン内のエレベータで地上へ出ると十五番山笠「博多リバレイン」がお出迎えしてくれます。明治通りを渡ると、商店街のアーケードの奥に十七番山笠「川端中央街」が見えてきます。

今年の川端中央街飾り山笠の見送りは「ふるさとWish」という福岡県内の全市町村を1週間ずつ特集する地元テレビ局のキャンペーン、ちょっと変わったテーマです。地元ではおなじみのアナウンサーやお天気キャスターがユーモラスな人形になって山を飾っています。

飾り山の表は「決闘巌流島」宮本武蔵と佐々木小次郎の有名な決闘シーンがテーマになっています。飾り山の表が櫛田神社に面していますから、このまま進むと櫛田神社へ向かう方向ということがわかります。

「川端中央街」と「上川端通」はアーケードで繋がっていますので、そのまま進んで行けば「上川端通」の飾り山笠が見られます。

ここで、アーケードを右に出ると正面に「中州流」の山小屋が見えてきます。ちょっと寄り道して「中州流」の飾り山も見られます。

アーケードに戻り、奥へ進むと「上川端通」の飾り山笠が見えてきます。この飾り山笠は特別で、ただ一つだけの「走る飾り山笠」として有名です。

出展:博多祇園山笠公式サイト 
https://www.hakatayamakasa.com/105934.html

7月12日午後4時35分と15日午前5時35分の2回、櫛田神社入りをします。演出も凝っていて、例年走りながら白煙を噴出す趣向が加えられます。今年はどんな趣向なのか楽しみです。

上川端通りのアーケードの終点手前で斜め左へ抜けると櫛田神社に出てきます。正面入り口の右側にスロープの出入り口があるので、電動カートでも参拝できるようになっています。本殿に向かって左へ出ると常設されている番外「櫛田神社」の飾り山笠が見られます。舁き山が櫛田入りをしない時間帯であれば、舁き山が山笠を櫛田神社に奉納するために廻る「清道」を間近で見ることもできますよ。

「舁き山」見物では「勢い水(きおいみず)」にご注意。舁き山に沿道から浴びせられる水を勢い水と呼びます。「舁き山」の重量は約1トンもあり、これを20数名で担ぎ上げ、後ろに付く「後押し」勢の力を受けで前に進みます。もちろん車輪は付いておらず、山台の足元には「胴が」という鉄製の鋳物が取り付けられていますが、道路との摩擦のため火花が出ることもあるとか。舁き手も山もオーバーヒート状態になるため、これを冷ますためにも勢い水が必要不可欠です。舁き山は常に勢い水を掛けられていないと走り続けることができません。「舁き山」見物で、近づきすぎると一緒に勢い水を浴びてしまいますので、特に電動カートでの見物時は、あまり近づき過ぎないようにお気をつけください。

櫛田神社にはたくさんの灯篭が献灯され、祭りの雰囲気を盛り上げています。

この風景が見られるのは7月15日の早朝まで。舁き山も15日の8時ごろには山崩しが行われ、博多の町は日常に戻り、祭りの名残は不思議なくらい見られなくなります。そして本格的な夏が始まります。